カメラの話

数年前から一眼レフカメラによる写真撮影を趣味のひとつにしている。
で、一眼レフって、メーカーによってレンズが全部違って、他のメーカーのレンズは使えない(例えば、キャノンのカメラにニコンのレンズはつけられない)んで、一番最初に本体を買うときには慎重に考えなくちゃいけなかったのよ。でも、オレは突発的になんの知識もなく、「軽いから」っていう理由だけでミノルタのカメラを選んじゃったのね。
まあ、それからしばらくは特に問題も感じず、おもしろがってレンズをちょこちょこと買い足していったりしていたんだけれども、ここ数年でカメラ業界にオレが予想しなかった大きな変化が出てきたのよ。それは・・・

一眼レフデジタルカメラの流行

ニコンキヤノンオリンパスと次々に一眼レフデジカメが発表されていくんだけど、なぜかミノルタだけは発売する気配がなくて。でも、上にも書いたけど、すでにミノルタのレンズをいっぱい買っちゃったオレとしては、いまさらそのレンズを全部処分して他社に移るわけにもいかず・・・、と、つらい日々を送っていたわけだ。
その後、ミノルタコニカと合併したりして、「もうこのままミノルタの一眼デジカメは出ないんじゃないか?オレはこのまま銀塩(フィルムのこと)で終わるのか?」と思い始めた頃、満を持して発売されたのが、α7-D
手振れ補正機能搭載っていう、暗いライブハウスでの撮影が主なオレとしては超うれしいものだったんだけど、いかんせん、値段が20万円・・・。すでに会社を辞めてお財布に寒い風が吹いていたオレには到底手が出せるレベルじゃなかった。
そうこうしてる間に、他社のデジカメは低価格化がどんどん進んで、今や10万円を切る勢いになっていた。で、ここのところすっかり諦めムードだったんだ。

けど!

数日前のニュースで、ついにミノルタも低価格一眼デジカメを発表!
そして今日のニュースでは、ソニーとの提携を発表!
ようやく風が吹いてきた感じ。
あとはオレの財布の風が止むのを待つばかりだ。って、それが一番の問題なんだけどね・・・。