反省

ライブin日比谷野外音楽堂。前日からの猛烈な雨は朝になっても止まず。午前8時に会場に到着したときには途方にくれていたんだけど、セッティングを始めたころから徐々に小降りになり、開場のころには晴れ間も見えるようになった。とりあえず一安心。
今回もビデオ班なので、セッティングでは力仕事をせず、みんなの作業を撮影。いいんだか悪いんだか。
ライブが始まると(というか、リハの時点からなんだけど)、じりじりと時間が押していく。やっぱりセッティング込み25分っていうのは、1トラブルあると一気に超えちゃうね。会場使用料との兼ね合いもあるんで今回くらいの出演者数は必要とはいえ。むずかしい問題だ。
で、トリであるうちらの出番の時点では、すでに1時間近くオーバーしていた。でも今回は全曲ボーカル違うんで曲を削ることも出来ず。ネタの部分は最大限割愛してなんとか短縮をはかってはみたものの、その分は機材トラブルのせいで簡単に吸収されてしまった。

で、肝心の出来なんだけど・・・。

  • 企画意図はよかったと思う
  • ゲストボーカルは豪華だった。しかも、みんないいステージをやってくれた
  • が、とにかく演奏がひどかった
    • なによりも練習不足
    • これは「自分の守備範囲ではない音楽ジャンルにチャレンジしている」という自覚が足りないことが大きい
    • また、いいステージをやらねばならないという危機感にも欠けている
  • リーダーとして、メンバー(もちろん自分を含む)のプレーヤーとしての能力を過大評価していた
    • 限られた時間で仕上げるにはハードルの高い選曲をしてしまった
  • 結果、ゲストの足をひっぱるようなプレイをしてしまった

反省するべき点は数知れず、である。

もちろん全員の手作りで行うイベントなんだから、裏方仕事を一生懸命やることはマスト(それゆえ、準備や片付けをろくにやっていなかったり、出番が終わった後に控え室でずっと自分たちのビデオを見ていたバンドには腹が立つ)なんだけど、それだけにかまけて肝心のプレイに時間や意識を割く割合が少なかったというのは事実(特にオレとなぎ)。でも、オレたち以上に裏方をやっている人が、ちゃんとしたステージを出来てるっていうのもまた事実なわけで。言い訳はできないよね。時間は有限とはいえ、それをいかにして最大限有効利用するかという能力を上げていかないことにはいかんともし難い。そしてそれは自分達にも出来るはずだし、できないかぎりはいいライブなんかできっこないんだよ。
打ち上げは楽しく参加したけど、帰りの車で、なぎとふたりで「どよ〜ん」としてしまう。
こういう「やっちまった」っていうステージをやる度に
「もういっそのこと、プレーヤーやめて、応援する人になっちゃおうかな」
って思うんだよね。もちろん逃避なんだけど。